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FIA-F4 2021 R13/14 FUJI

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1年ぶりに復帰のIKARI がブランク感じさせず、第14戦で2位入賞
成長ぶりを示した岩澤優吾がバトルを繰り広げ、2戦連続入賞に

 今年で7シーズン目を迎え、その歴史の中で数多くのドライバーを鍛えあげて、上級カテゴリーへ送り出していったFIA-F4選手権シリーズに、高木真一監督が指揮を執る、Bionic Jack Racingは臨んでいく。

 今年も2カー体制を敷いて、前大会のみ「#97 BJ Racingスカラシップ」を駆る、岩澤優吾だけでの参戦となっていたが、富士スピードウェイを戦いの場とする今大会は、インディペンデントカップに「BJ Racing F110」でIKARIが1年ぶりに復帰することとなった。

 

 前大会のもてぎでは、第11戦こそリタイアに終わった岩澤だったが、第12戦では5位と自己ベストとなる成績を収めている。もちろん、それで満足せず、今大会のターゲットは表彰台獲得に移された。一方、IKARIは専念していたポルシェカレラカップジャパンが先に終了したこともあって、今年最初で最後となる出場機会ではあるが、きっとブランクを感じさせない走りを披露してくれることだろう。

 

 金曜日に行われた専有走行においては、岩澤はダンロップトレーニング・OTGトレーニングともに9番手。ダンロップトレーニングは予選を見据えて2セットのNEW Tireを投入し、NEW Tireのウオームアップやスリップの取り方等を入念にシミュレーション、OTGトレーニングはレースセットの確認を行い、UsedTireでNEW Tireに割って入るタイムを出していることから、レースペースには自信をもって行けそうである。一方、IKARIは最初のセッションがクラス3番手で、次のセッションでは2番手に。タイムも上げて自己ベスト更新の1分46秒940を記しており、ともに準備万端といった様子だ。

 

■予選

#97 岩澤優吾BJ Racingスカラシップ:第13戦・7番手/第14戦・7番手

#98 IKARI  BJ Racing F110:第13戦・クラス3番手/第14戦・クラス3番手

 

 前大会に続き、天候には恵まれたものの、やはり11月も下旬とあって温度は低く、まして予選は土曜日の早朝、8時15分からのスタート。それだけにタイヤのウォームアップは、これまでのレース以上に入念に行われた。ただし・・・



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