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PHOTOS & REPORTS

 FIA-FRJ 2023 R6/7/8 OKAYAMA 

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第6戦で、ついに飾った初めての1-2フィニッシュ!
小川颯太は未だ表彰台外さず、ランキングトップをキープ

岡山国際サーキット(岡山県:3.703km)
6月10日(土)予選、決勝レース第6戦:曇り/ドライ
6月11日(日)決勝レース第7戦、第8戦 曇り/ウェット〜ドライ

 

#97 岩澤 優吾 Bionic Jack Racing F111/3
#98 小川 颯太 Bionic Jack Racing F111/3

 高木真一監督率いるBionic Jack Racingは、FIA-F4選手権とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)に加え、2シーズン目となるフォーミュラリージョナル・ジャパンシリーズ(FRJ)にも臨む。ドライバーとして起用されたのは継続参戦の小川颯太、そして3年間戦ったFIA-F4から、満を持してステップアップの岩澤優吾だ。シリーズは全6大会16戦で競われ、いずれも激戦が予想される。
富士スピードウェイ、そして鈴鹿サーキットで行われた前2大会で、小川は5戦中4戦でポールポジションを獲得。今や誰もが認めるスピードを身につけている。ここまで2勝を挙げ、表彰台を一度も逃さず。ランキングトップを快走中で、強さにも磨きをかけつつある。一方、ルーキーの岩澤は、FRJの特性を今まさに学びの最中であり、第5戦で3位を獲得し、FRJで始めて表彰台に上がった。この勢いを保って、さらに右肩上がりとしてほしいものだ。

 

■予選

#97 岩澤 優吾  5番手・3番手・4番手
#98 小川 颯太 PP・PP・PP

 

 FRJ第3大会の舞台は、岡山国際サーキット。
全長3.703kmで2本のストレートを、低中速のコーナーでつなぐ特徴的なサーキットだ。
昨年は第2大会として3レース行われ、小川は3位、2位、3位と、すべて表彰台に立っている。
 金曜日には専有走行が2セッション行われ、小川は1分27秒705でトップ、岩澤は1分27秒850で3番手。小川は貫禄の結果、岩澤も着実に実力をつけているが、上位陣は僅差で続いており、予断はまったく許されそうもない。
 北上する台風3号の影響で雨も予想されたが、土曜日の9時35分から2セッション行われた予選では、ドライコンディションが保たれた。

 

 Q1では小川が計測2周目に1分31秒213でトップに立ち、岩澤も1分31秒279で2番手に。この後もふたりは毎周タイムを更新。次の周には1分28秒556で岩澤がトップで、小川は1分28秒876で2番手に。計測4周目には小川が1分28秒155で再逆転し、岩澤は1分28秒556と、ふたりで1-2を争い合う。
 その後も小川はタイムを更新し続けて、最終的には1分27秒654にまでタイムを縮めて、第6戦のポールポジション(PP)を獲得。セカンドベストタイムで決める第8戦でも、1分27秒685でトップとなった。岩沢も自己ベストを更新しながらアタックし続けるも、伸び幅が今ひとつ。第6戦は1分28秒181で5番手、第8戦は1分28秒195でひとつポジションを上げ、4番手となった。


 続くQ2でも小川と岩澤が、ふたりで序盤にシーソーゲームの様相を呈していた。しかし、小川が計測5周目に1分27秒244を出し、トップに立ってからは、誰にもプレッシャーをかけられることなく逃げ切りに成功。第7戦もトップで、このレースウィークは3戦すべてPPからスタートを切ることになった。岩澤も1分27秒466でしばらく2番手につけていたが、最後のアタックで最終コーナーを飛び出し、タイムアップならず。終盤に小川との間に割って入った選手がいたため3番手とはなったが、成長を感じさせる予選ともなった。

選手インタビュー、決勝レースレポートに続く・・・さらに表示[PDF]

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