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PHOTOS & REPORTS

 FIA-FRJ 2023 R4/5 SUZUKA 

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2戦とも雨に祟られ赤旗終了。小川はレース2を制し、ランキングトップを堅持
岩澤はレース2で3位となり、初めての表彰台に小川とともに立つ!

鈴鹿サーキット(三重県:5.807km)
5月13日(土)予選:曇りのち雨/ドライ〜ウェット
5月14日(日)決勝レース第4戦、第5戦 雨/ウェット

 

#97 岩澤 優吾 Bionic Jack Racing F111/3
#98 小川 颯太 Bionic Jack Racing F111/3

 高木真一監督率いるBionic Jack RacingがFIA-F4選手権、ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)に加え、フォーミュラリージョナル・ジャパンシリーズ(FRJ)にも臨んで2シーズン目を迎えた。昨年は小川颯太が3勝をマークしたが、今年はより体制を強化し、チャンピオン獲得を目指す。
 ドライバーとして起用され
たのは継続参戦の小川、そして3年間戦ったFIA-F4から、満を持してステップアップの岩澤優吾だ。シリーズは全6大会16戦で競われ、いずれも激戦が予想される。
 富士スピードウェイが舞台となった第1大会では、小川が3戦ともにポールポジションを獲得し、スピードをアピール。優勝こそレース3の一度のみだったが、それまでの2レースで課せられた課題をしっかり克服していたのは、大いに評価される点ではあった。一方、岩澤にはルーキーならではの苦悩があったようだ。あと一歩のところで表彰台には上がれなかったが、経験を積んだ今大会では、マシンやエンジンの特性をどれだけ理解し、結果に反映させられるか注目された。

 

■予選

#97 岩澤 優吾  Bionic Jack Racing F111/3:5番手・5番手
#98 小川 颯太 Bionic Jack Racing F111/3:2番手・PP

 

FRJ第2大会の舞台は、F1も開催される鈴鹿サーキット。
5.807kmと日本で最長のテクニカルコースとして知られ、昨年3勝を挙げた小川にとって、うち1勝を飾っている験のいいサーキットでもある。岩澤にはFRJでこそ初めて臨む舞台になるが、FIA-F4で豊富なレース経験を持つだけに、コース習熟という点では不安は一切ない。金曜日には専有走行が2セッション行われ、小川が1分59秒174でトップ、岩澤は2分0秒045で4番手だった。

 

 予選が行われた土曜日の予報は雨。午前中は薄日も差していたが、次第に雲が厚くなってQ1が始まる頃には、時折パラパラと小雨も落ち始めた。ウェット宣言が出されたものの、路面はまだドライコンディションだ。
 小川と岩澤は計測4周目からアタックを開始。小川は1分59秒739で2番手、岩佐は2分0秒379で4番手につける。しかし、路面温度が専有走行より20度も低いため、それ以上の短縮は果たせず。小川は2番手のまま、岩澤は次の周に2分0秒270にまで詰めるも、さらに更新するドライバーがいたため、5番手でQ1を終える。


 Q2では小川、岩澤ともに計測3周目からアタックし、小川はいきなり1分58秒948と、Q1のタイムを大きく上回りトップに立つ。岩澤もついに2分を切って1分59秒731で5番手につけた。しかし、その直後に雨は強さを増してコースを濡らすようになると、デグラーでクラッシュした車両があり、赤旗が提示。再開はされたが、コースインする車両はなく、小川がポールポジションを獲得し、岩澤は5番手となった。

選手インタビュー、決勝レースレポートに続く・・・さらに表示[PDF]

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