top of page

PHOTOS & REPORTS

 FIA-FRJ 2023 R1/2/3 FUJI 

2023_FRJ_R1_Fuji_032.JPG

継続参戦の小川颯太が3戦連続PP、レース3で優勝飾り、ランキングもトップ
FIA-F4からステップアップの岩澤優吾には、ほろ苦デビューにも……

富士スピードウェイ(静岡県:4.563km)
4月1日(土)予選、決勝レース第1戦:晴れ/ドライ
4月2日(日)決勝レース第2戦、第3戦 曇り/ドライ

 

#97 岩澤 優吾 Bionic Jack Racing F111/3
#98 小川 颯太 Bionic Jack Racing F111/3

 高木真一監督率いるBionic Jack RacingがFIA-F4選手権、ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)に加え、フォーミュラリージョナル・ジャパンシリーズ(FRJ)にも臨んで2シーズン目を迎えた。昨年は小川颯太が3勝をマークしたが、今年はより体制を強化し、チャンピオン獲得を目指す。
ドライバーとして起用されたのは継続参戦の小川、そして3年間戦ったFIA-F4から、満を持してステップアップの岩澤優吾だ。シリーズは全6大会16戦で競われ、いずれも激戦が予想される。小川、岩澤のふたりにはより速く、より強いドライバーとして成長を遂げることが期待される

 

■予選

#97 岩澤 優吾  Bionic Jack Racing F111/3:3番手・4番手・3番手
#98 小川 颯太 Bionic Jack Racing F111/3:PP・PP・PP

 

 今年もFRJ開幕の舞台は富士スピードウェイ。金曜日には専有走行が2セッション行われ、小川も岩澤も好調に周回を重ねていた。ベストタイムは小川が1分36秒620でトップ、岩澤は1分36秒991で3番手。これをターゲットにして、予選ではまだまだタイムを縮められるか注目された。
 

 しかし、その予選が行われた土曜日は、上空に青空が広がって好天に恵まれたものの、温度が上がったこと、さらにツーリングカーレースのタイヤのラバーが路面に乗ったことで、若干コンディションは悪化してしまう。Q1は計測3周目からアタックを開始し、トップに立った小川だったが、まだ1分38秒台。そこから徐々にタイムを詰めていき、最後のアタックで計測されたベストタイム1分37秒732、そしてセカンドベストタイム1分37秒820もトップで、レース1、レース3のポールポジションが決定した。
 Q2も小川は計測3周目からアタックを始め、今度は1分37秒088をいきなりマークする。1分36秒台への突入も期待されたが、あと一歩届かず1分37秒049に留まったものの、これでもトップタイムで、3戦ともにポールポジションから決勝レースに臨むこととなった。

 

 一方、岩澤はより入念に、Q1・Q2ともに計測4周目からアタックを開始。1分39秒台の入りから徐々にタイムを詰めていき、最後の2ラップで1分38秒709、1分38秒612と、それぞれセカンドベストタイム、ベストタイムを記録した結果、レース1、レース3ともに3番手からのスタートに。そしてQ2でもラストアタックで1分37秒895を記し、レース2は4番手となった。

選手インタビュー、決勝レースレポートに続く・・・さらに表示[PDF]

bottom of page