top of page

PHOTOS & REPORTS

 FIA-FRJ 2022 R16/17 SUZUKA 

22_SCM_FR_2224.JPG

レース1で優勝、レース2で2位となり、連続で表彰台へ
ドライバーズ、チームタイトルとも2位の好成績でシーズン終える

鈴鹿サーキット(三重県:5.807km)
12月10日(土) 予選、決勝レース第16戦 晴れ/ドライ
12月11日(日) 決勝レース第15戦 晴れ/ドライ

#97 小川 颯太 Bionic Jack Racing Scholarship FRJ

 高木真一監督の指揮のもと、FIA-F4選手権、ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)に参戦してきたBionic Jack Racingは、今年からフォーミュラリージョナル・ジャパンシリーズ(FRJ)にも小川颯太を擁し、新たに臨むこととなった。

 最終大会の舞台は鈴鹿サーキット。
 FRJは通常1大会3戦で開催されているが、今大会は第16戦(レース1)が土曜日、第17戦(レース2)が日曜日と、2戦での開催となった。
 富士スピードウェイで行われた第5大会で、すでにチャンピオンは確定しているが、小川は第15戦で優勝しており、闘志にはいささかの衰えはない。

今シーズン最後の戦いを連勝し、有終の美を飾りたいところだ。

◆予選
#97 小川 颯太 Bionic Jack Racing Scholarship FRJ:2番手・ポールポジション

 鈴鹿はF1日本グランプリの舞台であり、2本のストレートに低速から高速までコーナーが巧みに配されている。テクニカルな要素も、ハイスピードの要素も兼ね備えるため、世界的に見ても屈指の“ドライバーズサーキット”として評価されている。
 

 金曜日に行われたフリー走行2回目で、小川はトップタイムをマーク。まさに万全の構えで臨んだ予選は2回行われ、1回目のタイムでレース1の、そして2回目のタイムでレース2のグリッドが決する。
 予選1回目は路面温度が低いため、序盤はウォームアップに費やし、中盤過ぎの残り6分あたりからアタックを始めると、1分59秒072をマークして、いきなりトップに浮上。さらにタイムアップすべくアタックを継続するも、デグナー立ち上がりで電気系のトラブルが出たため、ヘアピン手前でマシンをストップ。なんとか再スタートでき、引き続きアタックを試みるも、タイムアップは果たせず2番手で走行を終了する。このトラブルは縁石に乗せるなど、マシンに振動を与えると出るようで、このトラブルに週末を通して悩まされた。

 

 予選2回目は、残り7分を切ってから小川はアタックを開始。トラブルは解消されなかったが、徹底して縁石に乗せないよう心掛けながらも、1分58秒214をマークしてトップに躍り出る。マシンバランスも決まっていたことから、小川はさらに1分58秒154にまで短縮してダメ押しの一発を決め、ポールポジションを獲得した。

 

◇小川颯太
 昨日から電気系のトラブルがありましたが、1回目は悪い方向に悪化して、エンジンが止まってしまいました。なんとかエンジンはかかりましたが、全力でアタックというより、落ち着いてトラブルが起きても大丈夫なブレーキングとかを意識して走りました。2回目もトラブルは出ていて、本気でアタックしたかったので複雑な感じです。車のバランスはいいので、少しもったいない感じでした。

【決勝レポート”優勝”につづく・・・】

bottom of page