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 FIA-FRJ 2022 R4/5/6 OKAYAMA 

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予選や決勝でトラブルに見舞われながらも、粘り強く走行レース2の2位を筆頭に、小川颯太は3戦すべて表彰台に立つ!

 これまで高木真一監督の指揮のもと、FIA-F4選手権、ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)に参戦してきたBionic Jack Racingは、フォーミュラリージョナル・ジャパンシリーズ(FRJ)にも小川颯太を擁し、新たに臨むこととなった。
 富士スピードウェイで開催された第1大会では、小川は予選で2番手、3番手、2番手と好位置を獲得。だが、決勝レースでは、レース1はエンジンストールで遅れ、さらに降雨のためセーフティカー(SC)スタートとなったレース2は、先導中のスピンに起因するペナルティで、いずれも4位に終わってしまう。その一方で、普通にスタートを切れたレース3においては、終始ポジションをキープ。2位でゴールして、小川はチームに初めての表彰台をもたらした。
 ほぼ3か月のインターバルに、マシンもよりしっかり仕上げられて準備は万端。
 優勝への期待は、さらに高められることとなった。

 

■予選

#97 小川颯太 Bionic Jack Racing Scholarship FRJ:3番手・3番手・3番手

 

 第2大会の舞台である岡山国際サーキットは、中低速コーナーが巧みに配されたテクニカルコースとして、ドライバーを鍛えることで知られてきた。ただし、コース幅は広いとは言い難く、オーバーテイクポイントはむしろ少なめ。そのため、好結果を残すには他のサーキット以上に、予選で上位につけることが求められる。


 レースウィークの岡山は天候に恵まれ、6月とは思えないほどの暑さとなった。
専有走行では、速さを極めるための練習、セットアップが進められていく。だが、小川は岡山での走行経験が少ないこともあり、ライン取りなどに苦戦。ベストタイムは1分28秒633で、全体の3番手。トップとは1秒近く離された状態で、土曜日午前の予選に臨むこととなった。

 

 予選は15分間の計測を、10分間のインターバルを挟んで連続で行われ、1回目のベストタイムでレース1の、2回目のベストタイムでレース2のグリッドを決定。そしてレース3のグリッドは、1回目のセカンドベストタイムで決められる。
 午前9時55分から始まった1回目の予選では、前日までの反省が活かされてタイムも大幅に向上。開始から9分が経過したところで1分27秒870をマークし、3番手につけた。ここから、さらにタイムを詰めていくことが期待されるも・・・

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