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 FIA-F4 2025 R4/5 FUJI 

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三浦愛が第4戦で自己最上位更新、2レースとも女性ドライバー最速は譲らず
予選でのミスが悔やまれるIKARI、決勝では本領発揮を許されずに終わる

【FIA-F4選手権シリーズ第4戦・第5戦】
富士スピードウェイ(静岡県:4.563km)
8月2日(土)予選、決勝レース第4戦:晴れのち曇り/ドライ 入場者数:24,900人
8月3日(日)決勝レース第5戦:晴れ/ドライ 入場者数:27,400人
#97 三浦 愛 Bionic Jack Racing
#98 IKARI Bionic Jack Racing

 高木真一監督率いるBionic Jack Racingは、今年も全14戦で争われるFIA-F4選手権に2台体制とし、引き続きIKARIを、そして新加入の三浦愛IKARIを擁して臨む。第2大会の舞台は富士スピードウェイだ。


 メインレースであるSUPER GTが間にマレーシアでの海外戦を行ったため、FIA-F4としては実に3か月ぶりの開催ではあるが、テストも行われてIKARI、三浦とも前大会の反省点を見直すことができた。同じ富士での開催ながら、春から夏に季節も移っており、異なるコンディションにしっかり対応できるかが、結果を左右することとなりそうだ。

 

◆予選

#97  三浦 愛  チャンピオンクラス第4戦15番手/第5戦22番手
#98  IKARI  インディペンデントクラス第4戦13番手/第5戦13番手

 今大会も専有走行は木曜日から、1回目はクラス別、2回目は混走で行われた。インディペンデントクラスでは前大会からの勢いを保っていた、IKARIは1回目に1分50秒082を、2回目は2分50秒125をマーク。一方、チャンピオンクラスの三浦はテストを行ったことで、マシンの理解度は増したと自ら語っており、1回目は1分48秒481を、2回目は1分48秒895を記していた。


 金曜日も同様に2回ずつ行われ、IKARIは1回目で1分49秒338にまでタイムアップを果たす。2回目は混走であり、また路面温度も上がったことで1分50秒329に留まったものの、手応えはつかんでいたようだ。三浦もまた1回目は1分48秒505を記した一方で、「タイヤを壊したかも……」と語る2回目は1分49秒186に留まっていた。
 

 金曜日までは台風接近の影響もあり、時折爽やかな風が吹いたりしていたが、離れてしまった土曜日以降は、それも期待できず。また普段ならば早朝に行われる予選は、SUPER GTがスプリント2レースでの開催のため、昼前のスタートとなって、より猛暑との戦いにもなっていた。
 

 まずはチャンピオンクラス。三浦は計測1周目から、このレースウィーク最速となる1分48秒239をマークし、その後も1分47秒728、1分47秒671と好タイムを連発して上位につける。その後いったんタイヤをセーブして走り、終了間際に1分47秒359まで縮め、チェッカーが振られた周もストレートでスリップストリームが使えれば、さらなる短縮も期待できたはずが、まわりはピットに戻ってしまい、三浦もアタックを終えざるを得ず。それでもベストタイムでは自己最上位となる15番手を、セカンドベストタイムでは22番手を獲得した。
 

 続くインディペンデントクラスでは、IKARIは慎重にウォームアップを行い、徐々にタイムを詰めていくことに。計測3周目に1分49秒874を記録し、そこから2周後には1分49秒535まで縮め、まさに「さぁ、これからだ!」というタイミングで、コカコーラコーナーの縁石に乗ってコントロールを失い、コースアウトしてマシンを止めてしまう。そのため、ベストタイム、セカンドベストタイムともに13番手に終わる。

選手インタビュー、決勝レースレポートに続く・・・さらに表示[PDF]



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