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FIA-F4 2024 R9/10 SUGO

降りしきる雨と赤旗で、大混乱の週末
白崎が第9戦で予選4番手も、IKARIともども決勝は不完全燃焼のまま終わる
【FIA-F4選手権シリーズ第9戦・第10戦】
スポーツランドSUGO(宮城県:3.586km)
9月21日(土)予選、決勝レース第9戦:雨/ウェット 入場者数:8,900人
9月22日(日)決勝レース第10戦:雨/ウェット 入場者数:16,000人
#97 白崎 稜 Bionic Jack Racing
#98 IKARI Bionic Jack Racing
ドライバーを鍛えるカテゴリーとして定評を持つFIA-F4選手権シリーズに、高木真一監督が指揮を執るBionic Jack Racingは、今年は2台体制とし、新加入の白崎稜、そして参戦復帰のIKARIを擁して臨む。
10 年目のFIA-F4は、第2世代としてシャシー、エンジンともに刷新。データやノウハウがリセットされた。その結果、ここまでの6戦において、5人ものウィナーを生み出す、例年以上の激戦模様となっている。
しかしながら、今大会は第5大会であり、本来ならば8戦を終えているはずが、鈴鹿サーキットで行われるはずだった第4大会は、台風10号接近の影響を考慮し、レース当日を待たず延期が決定。12月7〜8日に改めて開催されることになった。そのため、ようやくシリーズは折り返しを迎える。
前半戦は、白崎、IKARIともに納得のいく結果を残せていなかったが、ここからの後半戦で巻き返しをはかることが大いに期待される。戦いの舞台はスポーツランドSUGO。初めての試みとして、第10戦はチャンピオンクラスとインディペンデントクラスを、それぞれで開催する。
◆予選
#97 白崎 稜 チャンピオンクラス第9戦4番手/第10戦18番手
#98 IKARI インディペンデントクラス第9戦15番手/第10戦12番手
スポーツランドSUGOは、アップダウンに富んだテクニカルコースと形容され、またアクセルを踏んで回るコーナーが多いことでも知られる。特に最終コーナーは、かかる横Gが国内随一と言われ、上り勾配を駆け抜けていく様子は、空にも飛び立ってしまいそうだ。
この週末は、どうやら雨模様のよう。走行が開始された木曜日こそ、暑いながらもドライコンディションが保たれていたが、金曜日から本格的に降り始める。雨足が絶えず変化し、ヘアピンの前後には川もできて、スピンやコースアウトが相次いだ。こと混走のセッションでは1時間15分の間に6回も赤旗が出されて、まともに周回を重ねることもできなかった。
土曜日も雨が降り続いたばかりか、温度も大幅に下がったため、コンディションも変化してしまう。まずはチャンピオンクラスの予選。白崎は位置取りが悪く、すぐにピットに入るも、これが一長一短に……。しっかりクリアラップを取ることができ、1分44秒927を記した後、1分42秒910にまで短縮を果たして4番手につけるも、セカンドベストタイムは走路外走行との判定により、不採用となってしまったのだ。しかも、開始から10分ほど経過したところで赤旗が出され、終了となったからたまらない。そのため、セカンドベストタイムはインラップの2分18秒514となってしまい、基準タイムをクリアできず。幸い、嘆願によって第10戦の出走は認められたものの、18番手からのスタートになってしまった。
続いて行われたインディペンデントクラスの予選には、専有走行を2セッションとも3番手で終えていただけに、自信を持って臨んだIKARIだったが、コンディションの変化に戸惑いは隠せず。途中の赤旗中断やスピンによって、7番手相当の1分51秒653を出すに留まり、しかも走路外走行との判定によって、このタイムは不採用に。2分15秒321と2分19秒250は、いずれも基準タイムをクリアできていなかったが、白崎同様、嘆願で出走が認められたものの、15番手と12番手からのスタートと、苦境に立たされてしまう。
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