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 FIA-F4 2024 R11/13/14 MOTEGI 

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ドライの練習で好調だった白崎。決勝で結果に結びつかずも、見えてきた光明
チャンスをつかんだIKARIは、第14戦で今季二度目の3位表彰台に立つ!

【FIA-F4選手権シリーズ第11戦・第13戦・14戦】

モビリティリゾートもてぎ(栃木県:4.801km)
11月1日(金)予選:くもり/ドライ 
11月2日(土)決勝レース第11戦・第13戦:雨/ウェット 入場者数:12,300人
11月3日(日)決勝レース第14戦:晴れ/ドライ 入場者数:30,000人

 

#97 白崎 稜 Bionic Jack Racing
#98  IKARI Bionic Jack Racing

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 ドライバーを鍛えるカテゴリーとして定評を持つFIA-F4選手権シリーズに、高木真一監督が指揮を執るBionic Jack Racingは、今年は2台体制とし、新加入の白崎稜、そして参戦復帰のIKARIを擁して臨む。

 

 10 年目のFIA-F4は、第2世代としてシャシー、エンジンともに刷新。データやノウハウがリセットされた結果、ここまでの10戦において、白崎が臨むチャンピオンクラスは5人、IKARIが臨むインディペンデントクラスも4人のウィナーを生み出した一方で、経験が活かされているのか、両クラスともまだルーキーには優勝を許していないのも、また事実だ。

 オートポリスで行われた前大会は、またもや悪天候に翻弄された。霧と雨によって土曜日のスケジュールが、すべてキャンセルされてしまったのだ。予選と第11戦が中止になり、グリッドは金曜の専有走行総合順位で決められたが、そのことが白崎にも、IKARIにも裏目に出た。専有走行では、ふたりとも1回目はセットアップを重視していたが、2回目は温度が急上昇。そのため、相対的に1回目の方が好タイムは出ていたからだ。もし、2回目だけで決められていたら、IKARIは2番手からスタートできたのに!
 

 ともあれ、白崎は14番手、IKARIはクラス9番手と、いちばん危ないポジションでのレースを余儀なくされる。しかも抜きにくいコースとあって、白崎は12位、IKARIにいたっては終盤のスピン、さらに追突されたことでクラス13位と、悔しさだけが残る週末となっていた。
 

 中止になった第11戦は、代替レースがこの週末に行われることになり、予選のベストタイムが第11戦、セカンドベストタイムが第13戦のグリッド決定要素となるのは通常どおりだが、第14戦に関しては、第11戦のレース中のベストタイム順でグリッドが決まる。

◆予選
#97 白崎 稜   チャンピオンクラス第11戦4番手/第13戦4番手
#98  IKARI  インディペンデントクラス第11戦7番手/第13戦6番手


 第7大会の舞台であるモビリティリゾートもてぎは、ストップ&ゴーが繰り返されるレイアウトが最大の特徴で、国内で最もブレーキを酷使することで知られている。その一方で、比較的タイヤには優しいものの、今大会は予選と3レースを通じ、2セットの使用が許されている。当然、1セットは予選から使うとして、もう1セットをどのタイミングで投じるかも、順位を大きく左右する要素となる。
 

 急きょ変更されたタイムスケジュールとあって、予選は金曜日の午後に行われた。専有走行は普段どおり木曜日から開始されたが、結果的に金曜日は1セッションだけとなっていた。その専有走行では白崎が好調。セッションごとタイムを縮めていただけでなく、絶えずトップ6につけていたからだ。逆に木曜日の2回目に4番手だったIKARIは、金曜日にタイムダウンしたものの、打開策は見えているようだ。
 

 まずはチャンピオンクラスの予選が、久々のドライコンディションで定刻どおり行われ、白崎は計測2周目からアタックを開始。いきなり1分58秒783をマークして、その時点の2番手につけ、その後も1分58秒393、1分58秒249とタイムを詰め続ける。1周のクールダウンを挟んで再度アタックをかけ、1分58秒587から1分58秒413へ、そして1分58秒270まで縮めたことで、2レースとも4番手グリッドを獲得した。
 

 インディペンデントクラスの予選において、IKARIはじっくりウォームアップを行い、計測4周目からアタックを開始する。2分0秒957から2分0秒678、2分0秒549、そして2分0秒579と、着実に短縮し続け、さらに最後はほぼベストタイムとセカンドベストタイムをそろえてきたことから、第11戦は7番手、第13戦は6番手から臨むことになった。

➡選手インタビュー、決勝レースレポートに続く・・・さらに表示[PDF]


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