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 FIA-F4 2022 R1/2 FUJI 

BJレーシング

チャンピオン目指す岩澤は、第1大会を2位、4位の好発進!
ルーキーの卜部、藤原にとっては、ほろ苦デビュー戦に・・・

 8年にも及ぶ歴史の中で、数多くのドライバーを鍛え続けているFIA F4選手権シリーズに、高木真一監督が指揮を執る、Bionic Jack Racingは今年3台体制に改め、継続参戦の岩澤優吾、そして新加入の卜部和久と藤原優汰を走らせる。

 岩澤はFIA F4では3年目、チームに所属して2年目の参戦となり、いよいよ正念場を迎えるドライバー 。そして、新加入の卜部と藤原はレーシングカートからステップアップで、ともに限定Aライセンスでの参戦となる。卜部は併せてスーパー FJにも出場して、すでに経験を積んでいるが、藤原はこれがデビューレースとなる。

 

■予選

#97 岩澤 優吾 BJ Racing F110:10番手・10番手
#81 卜部 和久 BJ Racing F110:  7番手・16番手
#47 藤原 優汰 BJ Racing F110:21番手・26番手

 

 第1大会の舞台である富士スピードウェイは、国内最長のストレートを備え、特に予選では効率よくスリップストリームを使えるかが、好タイムを出す秘訣ともなる。一方、決勝では多彩なコーナーで繰り広げられるブレーキング合戦や繊細なコーナリングが、オーバーテイクのチャンスを生み出す。

 今年もFIA-F4は全14戦で競われるが、各大会2戦ずつの開催となった。予選は20分間の計測で1回のみ、ベストタイムがレース1の、セカンドベストタイムがレース2の決勝グリッド決定要素となるのは従来どおりながら、今年から2組に分けられることとなった。

 今回は専有走行が2日間にわたって実施された。初日は終日ウェット、2日目の1回目は霧で中止になったが、2回目はセミウェット、そして1時間の計測となる3回目は、ついに最初からドライタイヤが装着できるまでに路面状態が回復。ここで記された、それぞれのベストタイムは岩澤が1分46秒791、卜部が1分47秒283、藤原は1分47秒845。これを予選のターゲットタイムとし、さらに短縮を果たすことが期待された。

 FIA-F4の朝は早い。予選は7時55分からのスタートとなった。今年から予選は2組に分けられ、3人ともA組での走行ということもあり、前日まで降っていた雨が路面に残っていないか心配されたが、ドライコンディションはほぼ保たれていた。それでも、勝負どころが後半になるのは必至だった。

 わずか20分の計測とあって、ミスは許されない緊張感漂う状況ではあったが・・・



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