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 FIA-F4 2022 R7/8 SUZUKA 

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卜部は予選よりまたも順位を上げて2戦連続で入賞果たすも、岩澤は第8戦で無念のリタイア。連続入賞もストップ・・・

 

 7大会14戦で競われ、激戦で知られる FIA-F4 選手権シリーズに、高木真一監督が指揮を執る、Bionic Jack Racing は今回から2台体制とし、継続参戦の岩澤優吾、そして新加入の卜部和久を走らせる。岩澤はチーム加入2年目とあって、着実に成果を残している。前大会の富士では4位、3位に入り、開幕からの連続入賞を更新中。ランキングは3位のままだが、4位以下を引き離してもおり、すでに2回も表彰台に上がったからには、もはや狙うは優勝しかない。

 

 一方、卜部はルーキーならではの壁にぶち当たっている。練習では実力の片鱗を見せるも、本番で本領発揮ならず。特に前大会は予選がキャンセルされたため、決勝を中団からスタートせざるを得ず。それでも2レースとも順位を落とすことなくゴールしており、特にレース2では見出せたこともあったよう。正解かどうかは、今大会で明らかになるはずだ。

 

■予選

#97 岩澤 優吾 BJ Racing F110:  8番手・10番手
#81 卜部 和久 BJ Racing F110:12番手・12番手

 

 前大会の富士スピードウェイに続き、第4大会の鈴鹿サーキットもFIA-F4 は今季2回目の開催となる。
 岩澤はもちろんのこと、卜部も併せて出場しているスーパーFJ 、そして受講していた HRS 鈴鹿 Formulaで走り込んでいるコースとあって、走行経験は豊富。より一層の活躍が期待された。 専有走行は木曜日から開始され、2組に分けられた最初のセッション1は、卜部がトップのコンマ4秒遅れとなる2分10秒808をマークして上々のスタートを切るも、持ち込みのセットが合わなかったという岩澤は2分11秒244 に留まっていた。

 

 続いて行われたセッションは、序盤こそドライコンディションが保たれたものの、途中から雨に見舞われたこともあって、ふたりともタイムを伸ばすことはできなかった。金曜日になると、改めたセットがはまった岩澤は最初のセッションで2分9秒841をマーク。温度の上昇もあって、次のセッションでは2分10秒846に留まるも、終了間際に記して8番手につけ、まさに状態を右肩上がりとしていた。
 一方、卜部は最初のセッションで9秒台にあと一歩となる2分10秒018を記録し、次のセッションでは2分10秒905で11番手だった。そして土曜日の早朝に行われた予選は、岩澤、卜部ともにA組での走行。それぞれ計測2周目からアタックを開始する。計測3周目にベストタイムとなる2分9秒531をマークした岩澤は 、一旦クールダウンを挟んで、ラスト2周の計測でセカンドベストとなる2分9秒624を出し、それぞれ4番手、5番手につけることに。 卜部もまた計測3周目に2分10秒046を記録すると、しばらくは伸び悩むも、ラストアタックで2分9秒989にまで短縮を果たし、これをベストタイムに。その結果、セカンドベストタイムともに6番手につけていた。なお、トップのタイムはB組の方が上回ったため、A組のドライバーはイン側グリッドに並ぶこととなる。


【決勝レポートにつづく・・・】

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